西洋占星術のホロスコープにおいて浮気は第5ハウスが取り扱う事柄になります。
第5ハウスには外部に示すという意味があり、占星学上では浮気はいずれ発覚するものと考えられているからです。
なお、浮気相手と結婚して家庭に入れた場合は、第4ハウスを見ます。
出生図(ネイタルチャート)の第5ハウスにトランジットまたはプログレスのジュノーが入室すると、男女とも浮気がばれると言われています。
そのジュノーがハードアスペクトを形成していたり、マレフィック(火星・土星・天王星・海王星・冥王星)とコンジャンクションしている場合は、浮気による深刻なトラブルが懸念されます。
出生図のジュノーがアンギュラーハウス(第1・4・7・10ハウス)や第5ハウスに存在していたり、ASCやMCとコンジャンクションまたはハードアスペクトを形成している人は、浮気の問題が発生しやすいです。
出生図の金星と天王星が形成するアスペクトは、浮気がその人にどのような影響を与えるかを表しています。
コンジャンクションを形成している人は、ルールに縛られず自由な恋愛を好みますが、浮気するより離婚してから次の恋愛に進むでしょう。
スクエアを形成している人は、恋愛に関して臆病でお堅いですが、人生を左右するような一生に一度の浮気をする可能性があります。
トラインを形成している人は、恋愛上手なため浮気をしてもトラブルに発展することがないでしょう。
オポジションを形成している人は、目先の愛情に捉われやすく、浮気をすると苦労するでしょう。