10ハウスの支配星が入るハウス

10ハウスの支配星が入るハウス

西洋占星術のホロスコープにおいて、10ハウスの支配星が各ハウスに入るときに象徴する事柄を解説しています。

 

 

10ハウスの支配星が1ハウス(1室)に入る

社会的な立場を確立することが自信の獲得につながるでしょう。
所属する組織と自分を同一視するところがあります。
勤め人より、自営や独立する方が向いているでしょう。
世の中の常識を重視した行動を取るでしょう。
親の影響を受けて、古風な考え方や生き方をする人が多いでしょう。
親の身体的特徴や体質を色濃く受け継ぐ傾向があるため、親が罹患した病気には気を付けましょう。

 

 

10ハウスの支配星が2ハウス(2室)に入る

親から経済的な援助を受ける機会があるでしょう。
また、親の仕事を手伝って金銭を得ることもあります。
仕事を選ぶ際は収入を重視する傾向があり、地位や名誉より金銭が大事だと考えるでしょう。
野心はありますが、仕事においてリスクの高い行動は取らないでしょう。
独立・起業することや人をマネジメントする立場で働くことで、金運が向上するでしょう。
仕事に対する先行投資にも意欲的でしょう。

 

 

10ハウスの支配星が3ハウス(3室)に入る

社会的な地位や立場などを考慮した常識的で間違いのない発言を心掛けるでしょう。
成功するために必要な知識に着目し、それらを短期間で習得することができるでしょう。
会話能力やコミュニケーション能力に恵まれているため、それらを活かせる職業に適性があるでしょう。
特に、通信、出版、マスコミ、教育、運輸などの業界と相性が良いです。
仕事における出張などは多い方でしょう。
また、子供時代から落ち着いている人が多いでしょう。

 

 

10ハウスの支配星が4ハウス(4室)に入る

格式や伝統のある家に生まれる人が多いでしょう。
両親が厳格で、厳しい躾のもと古風な家庭観が形成されることもあります。
結婚後もまた家格を重んじる家庭を作るでしょう。
在宅ワークや自宅でできる商売などに適性があります。
親の仕事を引き継ぐこともあるでしょう。
また、不動産業界とも相性が良いでしょう。

 

 

10ハウスの支配星が5ハウス(5室)に入る

マニュアル通りではなく、独自のオリジナリティをもって仕事で成果を上げることを好むでしょう。
会社での出世や事業の成功をゲームのように捉えているところもあります。
趣味の延長線上にある仕事に適性があります。
スポーツや芸術、子供に関する仕事にも向いています。
子供が社会で活躍し有名になる人もいます。
女性の場合は、仕事で有能な男性に惹かれることが多いでしょう。

 

 

10ハウスの支配星が6ハウス(6室)に入る

社会生活における目標に向かって、地道な努力を重ね続けていくことができるでしょう。
社会的な地位が上がれば上がるほどやりがいは得られますが、仕事は忙しくなる傾向があります。
独立や起業をするより、勤め人に適性があります。
医療、衛生、警察など、制服を着るような仕事に向いています。
過労など、仕事が原因となって病気を引き起こすことが珍しくありません。
骨や皮膚の病気などには特に注意しましょう。

 

 

10ハウスの支配星が7ハウス(7室)に入る

仕事を通じて、恋愛や結婚の出会いがあるでしょう。
その場合は、相手は年上であったり目上の立場の人であることが多いでしょう。
結婚によって社会的な地位や成功を得ることが多いです。
社交性に優れているため、それを活かせる職業に適性があります。
誰かと共同事業をすることにも向いています。
配偶者の仕事を手伝うことも珍しくありません。

 

 

10ハウスの支配星が8ハウス(8室)に入る

社会の表側で活躍するよりも、裏側で暗躍することを好むでしょう。
表の顔と裏の顔の差が大きく、それらを使い分けてキャリアアップしていくでしょう。
親の仕事や、医療、霊、スピリチュアルなどに関する仕事に適性があります。
身内などの人脈を利用して、仕事を有利に進めることがあるでしょう。
仕事において他者と感情的に衝突することが多く、経歴も変動しやすいでしょう。
仕事によって夜型生活になることも珍しくありません。

 

 

10ハウスの支配星が9ハウス(9室)に入る

教養が豊かで常識的な感覚も持っていますが、時として視野が狭い思考に陥ることもあります。
ディベートの際に、権威や権力をふりかざして優位に立とうとするところがあります。
また、地位や肩書き、役職などを自慢するところもあります。
周囲からは、他人の権力をかさに着て威張ってるように見えることがあります。
学問、教育、法律、マスコミ、外国、宗教などに関する仕事に適性があるでしょう。
仕事において出張は多い方でしょう。

 

 

10ハウスの支配星が10ハウス(10室)に入る

周囲に流されずに、常に自分の意見を持ち、自らの可能性を追求するでしょう。
親の仕事のやり方やマインドを受け継いでる人が多いです。
独立や起業することに向いているでしょう。
資格職を含む専門的な仕事に適性があります。
また、大企業や官僚など大きな組織で上り詰めていくことにも意欲を感じるでしょう。
野心は非常に大きいですが、仕事は常識的な方法で進めるでしょう。

 

 

10ハウスの支配星が11ハウス(11室)に入る

社会生活において個人の自由を重視するため、フリーランスやフレックス制などの自由度の高い働き方を望むでしょう。
また、仕事に対して大きな夢や理想を抱くでしょう。
仕事において友人に助けられる機会が多いでしょう。
何らかのグループやサークルに属することが多いでしょう。
IT企業、公共団体、NPO法人などに縁があるでしょう。
営利ばかりを追求する競争意識の高い会社とは合わないでしょう。

 

 

10ハウスの支配星が12ハウス(12室)に入る

社会生活で認められることに意義を感じないため、無職やフリーターになる人が少なくありません。
社会に対して失望を感じやすく、仕事に対する意欲も低下しやすいです。
社会問題に対しては関心が高く、世の中をより良くしたいという思いは強いでしょう。
カウンセラーなどの他人を癒す仕事にやりがいを感じる傾向があります。
医療や福祉、酒などに関する職業にも適性があります。
マイペースに個人でできる仕事にも向いています。

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