セレスは四大小惑星の一つで、母体として新しく生まれた命を支え育てるという意味があります。
西洋占星術のホロスコープの中では、自分の存在価値、親子関係、家庭、愛着、依存、別れ、生産など生きる上で直面することを表しています。
各星座でのセレスは、どのように欲求を満たし育てられているのか12通りの育て方を意味しています。
愛とその受容を感じるために何が必要なのかも示しています。
自主性や自立を認められることで成長します。
また、自信を奮い立たせることで人を育てます。
愛されている実感を得るためには、これらの経験が必要になります。
しかし、過保護であったり不十分な状態で自立すると、精神的に不安定になってしまいます。
家庭は自分が自立するための場、自己啓発するための場と考えるでしょう。
子供の数をあまり望まない傾向があります。
抱きしめられたり触れられたりといった物質的な支えや安定感を得ることで育てられます。
人に対しては、肉体的な安全を確保し、目に見える物を与えて育てます。
自分を大切にして自己尊重と受容の感覚を伸ばします。
物質を過信しすぎたり、物質的に満足していないときは過剰な所有欲を駆り立てられることがあります。
精神的かつ物質的に満たされている家庭を理想と考えるでしょう。
子供に対してはやや過保護になってしまうことがあります。
話しかけられ、または聞いてもらうことで育てられます。
また、相手と知識を通わせることでその人を育てます。
自己受容は知性の上に成り立っています。
精神的に満たされていなければ、学習に障害が出たり、人を操ろうとするでしょう。
閉鎖的ではなく自由で開かれた楽しい家庭を望むでしょう。
家庭を持つことでいつまでも若々しくいられるでしょう。
母親との絆や愛されているという実感によって育てられます。
これらの欲求を早い段階で満たすことができれば、適切に人を育てられる人間になるでしょう。
十分に愛情を得ることができないと、心理的な苦悩を感じたり依存的になったりしてしまいます。
感情をコントロールしたり、自分の思ったことを表現することで自己受容を確立します。
献身的な愛情で家族を守り、温かい家庭を築くでしょう。
セレスが蟹座にある女性は子沢山になる傾向があります。
自己表現を通して成長します。
また、相手の努力やプライドを理解することで人を育てます。
独特な印象を持っていることが多いです。
自分が自信を持っているものを作ったり共有することで自己受容を確立します。
それができない場合は自信喪失に陥るかもしれません。
家庭生活ではイベントを大切にし、子供の習い事や行事などにも積極的に参加するでしょう。
完璧さや奉仕によって育てられます。
子供の長所を活かし能力や伸ばすことができるでしょう。
技術的な仕事で成果を出したり自分が優れていると感じることで、自分に自信を持ちます。
努力を評価されることで、不安定になる側面もあります。
それは執拗なまでに完璧に対するこだわりを見せるからです。
家の中のルールをきちんと確立して、子供に対しては教育熱心な親になる傾向があります。
協力を通して育てられます。
互いに協力し良い影響を与え合うことで成長します。
子供には人間関係の大切さや対応の仕方を教えます。
人間関係の中で調和を築くことで自信を獲得します。
他人の言いなりになったり依存されたりすると精神的に不安定になるでしょう。
結婚して家庭を持っても、いつまでも若々しさを忘れない人でしょう。
激しい感情や絆によって育てられます。
母親との関係は親密で、感情をコントロールする方法を学びます。
感情を委ねたり相手を癒すことで人を育てます。
消極性や不信感を癒すことで自分を受け入れます。
孤独感がわがまま、怒り、嫉妬、妬み、復讐などの形になって表れることもあるので気をつけましょう。
家庭は自分にとっての安全地帯であり、全力で守ろうとするでしょう。
自分を知り自由を拡大することで成長します。
物質的、精神的な世界でどのように対応していくかを教えることで人を育てます。
哲学的、宗教的に人生の意味を読み解きます。
人生の目的を見つけ前向きに取り組むことで自分を受け入れることができます。
それができなければ、人生は無意味だと感じてしまいます。
自由でオープンな家庭生活を望み、子供に対しても大らかに接することができるでしょう。
達成を通して成長します。
母親から責任の取り方や計画の立て方、目標を達成するためのプランの進め方などを学びます。
人に対しては、責任の大切さや実践的な手法を伝授します。
努力して目に見える形で目標を達成することで、自己受容を確立します。
世の中をうまく渡ることと人から愛されることが同じであると感じると不安定な気持ちになります。
そして、社会的な成功をもって自分を印象付けようと考えるようになります。
周囲の評価を意識した家庭生活を送る傾向があります。
個人主義を通して成長します。
成長過程で自己決定や他人の権利に対する容認を学びます。
相手の個性を受け入れることで人を育てていきます。
独自のやり方で進めることで自己受容を確立します。
子供時代に適切な指示や制限が与えられなかった場合は、自由を持て余して不安になってしまうことがあります。
一人の気楽さを愛し、結婚したい気持ちや子供が欲しい気持ちはあまり強くない傾向があります。
慈悲によって育てられます。
自分という存在を超えた現実とつながり統一感を感じることで成長していきます。
相手を信じ、価値観を共有して励ますことで人を育てます。
見返りを期待せず奉仕することで自己受容を確立します。
子供時代に自信が育まれなかったり感情的な支えがないと精神的に不安定になってしまいます。
逆に、被害者意識が強くなって無気力に陥ることもあります。
結婚したら、自分の子供時代の気持ちを忘れずに家庭を築くでしょう。