西洋占星術が示す結婚運

西洋占星術が示す結婚運

西洋占星術のホロスコープにおいて、結婚運は第7ハウスと深い関連があります。
また第4ハウス、第5ハウス、第6ハウスとも関連があります。

 

 

出生図(ネイタルチャート)で、第7ハウスに入居している天体がマレフィック(火星・土星・天王星・海王星・冥王星)であったり、またはマレフィックとハードアスペクトを形成しているものである場合は、結婚に障害があったり晩婚になりやすいです。

 

第7ハウスに天体が入居していない場合は、そのカスプ(DSC)の支配星を代わりに用います。
ですので、第7ハウスに天体が入居していない=結婚に障害があるというわけではありません。

 

第4ハウスに天体が3個以上入っている女性は結婚願望が強くなる傾向があります。
第4ハウスに入居している天体がマレフィックであったり、またはマレフィックとハードアスペクトを形成しているものである場合は、結婚に対して障害があるでしょう。

 

金星がインターセプト(ハウスのカスプがその星座に一つも入っていないこと)となっている星座にある場合は結婚が遅れる可能性があります。
しかし、その金星がベネフィック(太陽・月・水星・金星・木星)とアスペクトを形成している場合はその限りではありません。

 

土星とASCがコンジャンクションになっている女性は再婚しないと言われています。
しかし、それは最初に関係を持った男性を忘れられないという意味が強いので、その男性と結婚できなければ他の男性とは結婚しようとしません。

 

太陽と月がタイトなトラインを形成している女性は二十歳前までに結婚することが望ましいです。
結婚が遅れれば遅れるほど、生まれ育った家庭が居心地の良いものとなり、結婚した後離婚しやすくなってしまうからです。

 

 

月と金星がタイトなトラインを形成している女性は恋愛結婚をすることができるでしょう。
反対に月と金星がタイトなスクエアを形成しているなら、愛する男性と結婚できないでしょう。
愛をとって独身を貫くか、愛を捨て結婚するかの二択になります。

 

金星が火のサイン(牡羊座、獅子座、射手座)にある人は、男女とも男女関係の好奇心が旺盛なので早婚になる傾向があります。
しかし結婚についてはハウスに晩婚の気があるなら、最初の関係は結婚に結びつきません。

 

金星が牡牛座にある人は、男女ともに結婚に生活の安定を重視します。
特に女性の金星が牡牛座であると、男性の収入や地位に興味が注がれます。
金星が射手座にある女性は、外国または遠方で、育った環境の違う男性と結婚する傾向があります。

 

金星がどの星座でも29度にあると、結婚に関して自由な選択ができなくなります。
29度という数字は占星学上では「涙の度数」と呼ばれ、そこにある天体は拘束されると言われているからです。

 

木星が射手座にある、またはベネフィック(太陽・月・水星・金星・木星)とコンジャンクションかソフトアスペクトがタイトに形成されている女性は、両親の加護が強すぎて両親とべったりになる傾向があります。
結婚相手に養子になってもらうとうまくいくでしょう。
木星がアンギュラーハウス(第1・4・7・10ハウス)が入居している、またはASCやMCなどのタイトなアスペクトを形成している場合も同様です。

 

木星がマレフィック(火星・土星・天王星・海王星・冥王星)とハードアスペクトを形成していると結婚式を挙げられない可能性があります。