西洋占星術が示す賭け事(ギャンブル)

西洋占星術が示す賭け事(ギャンブル)

西洋占星術のホロスコープにおいて、賭け事(ギャンブル)は第8ハウスが取り扱う事柄になります。
この場合の賭け事は、計算しつくされた上での賭け事を指します。
遊びの範囲での賭け事は第5ハウスが取り扱う事柄になります。

 

出生図(ネイタルチャート)の第8ハウスに入居している天体、第8ハウスのカスプのサインの支配星、またはそれらが形成するアスペクトなどによって賭け事に対する向き・不向きが生じます。

 

 

また、賭け事に有利な時期は次の通りです。
1が効力が大きく、6になるにつれて効力は薄れます。

 

1.出生図のMCとトランジットの月または木星が±30度以内に存在している時期

 

2.出生図のPOF※とトランジットの月がコンジャンクションを形成している時期

 

3.出生図のPOFとトランジットのASCがコンジャンクションを形成している時期

 

4.出生図の木星とトランジットのPOFがコンジャンクションを形成している時期

 

5.出生図の太陽とトランジットのPOFがコンジャンクションを形成している時期

 

6.出生図の金星とトランジットのPOFがコンジャンクションを形成している時期

 

なお、出生図の天体がトランジットまたはプログレスの天体と不利なアスペクトを形成している時期は成功しませんので、留意しておいてください。

 

※POFとは
POFはパート・オブ・フォーチュン(幸運の座)と呼ばれ、実際の天体ではないですが占星学的に重要な意味を持つ疑似天体の一つになります。
幸運の鍵、ラッキーポイントといった意味を持ちます。
位置はPOF=ASC+月−太陽で求められます。