ベスタのハウス

ベスタのハウス

ベスタが西洋占星術のホロスコープの各ハウスで象徴する事柄を解説しています。

 

 

 

1ハウス(1室)のベスタ

自分との基本的な関係を大切にします。
自分のアイデンティティを探したり、目標に向かって注力したりします。
一方で、人間関係を自分の生活から締め出すこともあります。
ひたむきな集中と忍耐によって大きな成功をたぐりよせることができるでしょう。

2ハウス(2室)のベスタ

自分と愛する人を支えるために資産を形成することに専念します。
表現の技術を学ぶ時、プレッシャーを感じるでしょう。
そのため、金銭、男女関係、慰めなどに限界を感じるかもしれません。

3ハウス(3室)のベスタ

理解の領域を広げ、他者に情報を広めることに注力します。
時にコミュニケーションに限界を感じるかもしれません。
精神性を扱う人によくある配置です。

4ハウス(4室)のベスタ

家庭や家族に傾倒することを表しています。
若い頃に、家庭内で義務を課されることがあります。
家族のために時間を割き、家族の欲求に十分に応えます。

 

5ハウス(5室)のベスタ

創造的な表現や芸術性に傾倒することを表しています。
創造的な職業についたり、注目を集めたりするでしょう。
一方で、愛情、喜び、子供などから心が離れることがあります。
男女関係のエネルギーが5ハウスの事象へ過剰に昇華されると、男女関係の妨害が起きたり自然さが破壊されるかもしれません。

6ハウス(6室)のベスタ

仕事や効率性を求めることに注力します。
過剰になりすぎなければ完成への衝動は物事をうまく成し遂げさせるでしょう。
健康が限界をむかえると、栄養の摂取、運動、適切な思考を通して、自分の体を癒しケアするでしょう。

7ハウス(7室)のベスタ

人間関係に基づいた仕事に専心することを表しています。
自立や自給自足を重視するため、他者から妥協や共同の努力が求められると葛藤するかもしれません。
初期の人間関係に捕らわれる傾向もあります。

8ハウス(8室)のベスタ

精神世界やオカルトの分野、他人との深い付き合いに傾倒することを表しています。
男女関係の激しさを満たすことを難しいと感じるかもしれません。
共有の資産や男女関係を巡って他人と複雑な関係になると、個人的な欲求を解放する手段を学ぶ必要が出てくるでしょう。

 

9ハウス(9室)のベスタ

真理の探究や知恵の伝達に集中することを表しています。
過剰に宗教などを信じすぎると、熱狂者となってしまいます。
理想が現実となることがあります。
大規模な目標に挑戦することに限界を感じることがあるかもしれません。

10ハウス(10室)のベスタ

社会的な地位や職業を重視することを表しています。
ベスタの位置がMCに近いと、霊的な運命を示唆していることもあります。
勤勉さ、完璧さ、自制心を潜在的に備えています。
過剰に批判しすぎる傾向があると、満足な職を見つけることが難しいかもしれません。

11ハウス(11室)のベスタ

団体など多くの人と付き合うことを表しています。
共同体で働くことは、大きな集団に参加したいという欲求を満たすことができます。
理想に専心できるよう自分の目標を明確にし、そこに焦点を合わせる必要があるでしょう。

12ハウス(12室)のベスタ

霊的な価値観の探求や無私の奉仕などに傾倒することを表しています。
潜在意識下で孤独や静養に対して強い欲求を持っています。
霊的な本質を探ることに恐怖を感じることもあります。