月相とは、地球から見た月の満ち欠けの様相のことを言います。
太陽と月の角度の差(黄経差)を月相と定義することもあります。
月は太陽の光を反射するため、地球から見ると月と太陽の位置関係によって満ち欠けを繰り返しているように見えます。
月の公転周期は約27.3日、その間に太陽は約27度移動するため、新月から次の新月までの1サイクルは約29.5日となります。
ホロスコープ上では、太陽と月がコンジャンクションになった時が新月、オポジションとなった時が満月となります。
西洋占星術では、太陽は公的生活、月は私的生活と解釈するため、月相は他人や社会との関わり方を表しています。
また、太陽には夫、月には妻という意味もあるため、結婚生活や夫婦関係の在り方も示しています。
月相は通常、8区分もしくは28区分で分類します。
8区分の場合は1区分あたり45度、28区分の場合は1区分あたり12.86度となります。
下表の「月と太陽の角度の差」は月の度数から太陽の度数を引いています。
【8区分】
月と太陽の角度の差 | 月相 |
---|---|
0〜44度 |
新月(ニュームーン) |
45〜89度 |
三日月(クレセントムーン) |
90〜134度 |
上弦の月(ファーストクォーター) |
135〜179度 |
十三夜月(ギバウスムーン) |
180〜224度 |
満月(フルムーン) |
225〜269度 |
種まき月(ディセミネイティングムーン) |
270〜314度 |
下弦の月(サードクォーター) |
315〜359度 |
鎮静月(バルサミックムーン) |
※詳しくは8区分の月相のページをご参照ください。
【28区分】
月と太陽の角度の差 | 月相 | 月と太陽の角度の差 | 月相 |
---|---|---|---|
0〜12度 |
1相 |
180〜192度 |
15相 |
12〜25度 |
2相 |
192〜205度 |
16相 |
25〜38度 |
3相 |
205〜218度 |
17相 |
38〜51度 |
4相 |
218〜231度 |
18相 |
51〜64度 |
5相 |
231〜244度 |
19相 |
64〜77度 |
6相 |
244〜257度 |
20相 |
77〜89度 |
7相 |
257〜269度 |
21相 |
90〜102度 |
8相 |
270〜282度 |
22相 |
102〜115度 |
9相 |
282〜295度 |
23相 |
115〜128度 |
10相 |
295〜308度 |
24相 |
128〜141度 |
11相 |
308〜321度 |
25相 |
141〜154度 |
12相 |
321〜334度 |
26相 |
154〜167度 |
13相 |
334〜347度 |
27相 |
167〜179度 |
14相 |
347〜359度 |
28相 |
※詳しくは28区分の月相のページをご参照ください。