土星のアスペクト

西洋占星術のホロスコープにおいて、土星が作るアスペクトについて解説します。
土星は社会性や伝統を象徴し、他の惑星とのアスペクトを見ることで、社会的な問題意識や世代的な価値観などが分かります。

土星は制限や試練を与えるため、アスペクトが良ければそれらによって大きく成長することができますが、アスペクトが悪ければ苦労があるでしょう。
土星は自己実現には欠かせない星でもあります。
また、土星は父親や年長者を表すので、アスペクトによって庇護が受けられたり、縁が薄いといったことがあるでしょう。

土星は太陽系の中で太陽に6番目に近い惑星で、木星につぐ大きさの惑星です。
木星同様にガスから成り立っており、環（リング）があることが大きな特徴で、太陽系で最も多い衛星を持ちます。
太陽の周りを約29.5年で一周するため、生まれた時の土星の位置に戻るサターンリターンは約29.5年に一度訪れます。
サターンリターンは人生の大きな転機になると言われています。

土星の年齢域は55～70歳です。
これまで送ってきた社会生活の集大成となる時期でしょう。
そしてこれから人生の最終地点に向けて最終調整をする時期にもなります。
セカンドライフが始まる人も少なくないでしょう。
土星のアスペクトは社会運を暗示します。

土星と各天体や感受点が作るアスペクトについては下記ページをご参照ください。