西洋占星術のホロスコープにおいて、月が作るアスペクトについて解説します。
月は感情や精神状態などを象徴するため、他の惑星とのアスペクトを見ることで、その人の感情面の特性などが分かります。
月は約28日間でホロスコープを一周し、周期が最も早い惑星であるため、繊細でか弱く他の惑星から影響を受けやすい性質があります。
アスペクトが良ければ受容性があることなどを示し、反対にアスペクトが良くなければ情緒の不安定さなどを示します。
太陽が社会的な生活を表すことに対して、月はプライベートな生活を表すため、月のアスペクトから家庭生活の在り方を読み取ることができます。
家庭生活では何を重視するか、どのようにリラックスするかなどが分かります。
また、月は母親の象徴でもあります。
月のアスペクトを見ることで、母親との関係性や母親から受ける影響などが分かります。
月の年齢域は0〜7歳を示すため、月は特に乳幼児期と深く関わりがあります。
この時期の母親との密接な関わりによって基本的な人格が形成されると言われています。
月は誰もが心の中に持っている小さな自分を示します。
そして男性にとっては、月は妻の意味も持ちます。
月は太陽(社会生活、夫)の光によって輝くため、家庭生活を支える妻を意味します。
月のアスペクトは、妻のタイプや結婚生活の傾向などを示します。
電撃結婚や離婚をしやすいかどうかなども分かります。
月と各天体や感受点が作るアスペクトについては下記ページをご参照ください。