西洋占星術のホロスコープにおいて、太陽が作るアスペクトについて解説します。
太陽はアイデンティティや自意識などを象徴するため、他の惑星とのアスペクトを見ることで、その人の性格の特性や価値観などが分かります。
太陽は社会的な立場や人生観なども意味します。
月がプライベートな生活や内面の性格を表すのに対して、太陽は社会生活や対外的な性格を表します。
太陽に対するアスペクトは、全体的な社会運や公的な自己像、社会生活で活躍できる分野などを示します。
太陽の年齢域は25〜35歳を示すため、太陽は特にその成人期に深く関連していると言われています。
また女性にとっては、太陽は社会的な役割を担うとして夫の意味も持ちます。
ですので、太陽に対するアスペクトは、夫のタイプや結婚生活の傾向なども示します。
電撃結婚や離婚をしやすいかどうかなども分かります。
惑星の中でも水星と金星は、太陽の近くに軌道があるため、太陽とコンジャンクションを形成しやすいという特徴があります。
水星の最大離角は28度、金星の最大離角は48度です。
オーブ5度で考えると、水星では約6人に1人、金星では約10人に1人が太陽とコンジャンクションするでしょう。
太陽が他の惑星とコンジャンクションすることをコンバストと言います。
惑星が太陽の熱に焼かれて、惑星本来の役割を発揮しにくい状態となります。
しかし、極めて太陽に近い位置にあるカジミでは、かえって惑星は安全な状態となり、惑星は太陽によって著しく強調されるでしょう。
太陽と各天体や感受点が作るアスペクトについては下記ページをご参照ください。