天王星と天王星のアスペクト

天王星と天王星のアスペクトについて解説します。
トランジットや相性鑑定などで着目されます。

 

 

 

トランジット

トランジット天王星とネイタル天王星がコンジャンクション（合）

ウラヌスリターンとも呼ばれ、このアスペクトは約84年ごとに訪れます。
つまり84歳頃でこのアスペクトが起こり、人生で経験する人もいれば、経験しない人もいるでしょう。
今までとは違う新しいものや新しい環境を求めるタイミングになるでしょう。
これまで送ってきた生活とはガラっと変わり、自分の中で新たな時代となるでしょう。

 

トランジット天王星とネイタル天王星がソフトアスペクト

トラインはコンジャンクション（合）の約28年前、約28年後に訪れます。
今までに密かに胸に秘めていたことを実際に行動にうつしていく時期でしょう。
また、全く新しい試みなどにも取り組むでしょう。
心が躍り、刺激的でやりがいを感じるでしょう。

 

 

トランジット天王星とネイタル天王星がオポジション

コンジャンクション（合）を作ってから約42年後に訪れるアスペクトです。
つまり、人生で経験するのは42歳の頃で、いわゆる厄年と言われるタイミングにあたります。
社会生活での躍進が期待できる一方、環境変化から健康面に乱れが生じやすい時期です。
独立を考えていた人はこの時期に独立できたり、満を持して人生の目標に着手する人もいるでしょう。
いずれにせよ多大なエネルギーを消費する時期となります。

 

トランジット天王星とネイタル天王星がアッパースクエア（T天王星がN天王星より90度後ろ）

オポジションの約21年後に訪れるアスペクトで、人生では63歳頃に訪れます。
老年期に入る前に、自身の精神面や身体面に関して大きな葛藤を抱くでしょう。
現実を見て軌道修正するタイミングでもあるので、掲げていた目標の達成が無理ならば諦めて再出発するのもよいでしょう。

 

トランジット天王星とネイタル天王星がロアースクエア（T天王星がN天王星より90度先）

コンジャンクション（合）の約21年後に訪れるアスペクトで、人生では21歳頃に訪れます。
大人の仲間入りとなる年齢ですが、世の中は厳しく、油断していたら危険なことに巻き込まれやすいでしょう。
若いからといって無理をして健康を害する恐れもあります。

 

相性鑑定

このアスペクトはお互いの世代的な価値観の一致度を示します。

 

コンジャンクション（合）

二人の年齢は近く、世代的な価値観はほぼ一致するでしょう。
世代的な相性が良いので、何かについて話すの時の前提の条件を共有するでしょう。
社会的な価値観や倫理観も近いことが多いでしょう。

 

ソフトアスペクト

世代が違う二人ですが親和性が抜群で、お互いがお互いの世代の風潮を尊敬するでしょう。
相手の世代のファッションを取り入れたり、思想的な影響を受けることがあるでしょう。
交流することで仕事や生活がはかどる多くのヒントが得られるでしょう。

 

ハードアスペクト

世代的な価値観が合わない二人でしょう。
お互いに相手の世代的な風潮や背景を理解できず、批判的な目で見るでしょう。
口論になりがちなので、自分の世代の話はしない方がよいでしょう。